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そろそろ、外が冷えて来ている。日だまりがなんだか恋しくて、休み時間にはそこでゆっくりとひとりで、音楽を聴いて物思いに耽っているんだ。冬が目に見えて忍び寄って来ている気配がしてる。こういう季節って、何だか本当にひとりぼっちの気がして、時々、心が塞ぎ込みそうになるよ。空の色も青い晴れ渡った色を忘れかけてもいる。そんな中で、同じ仕事に励んでいるんだからむしゃくしゃしてくるのも当たり前の事なんだ。あと1ヶ月で2010年に入り込む。どんな年になるんだろうか!まだ1ヶ月もあるのにその事に頭が集中をしている。風が窓を叩き出したら、もっともっとひっそりとして来る事くらい分かり切っているけど、社会的にも寒い北風が吹きまくるのはイヤだなあ。・・・アラブ首長国連邦の発展が著しいけど、ココでバブルが崩壊したとの事だ。株価の動き、円の動きが注目を集めている。何か、土台がしっかりしていなくて自分の生き方が何かぐらつくようなのも寂しいことだ。人は、自分の生活の糧の事で、一生懸命になっている。その考え方感じ方は人が独自に自分で判断して、それで進んで行っているんだからとても、憶測して当たるようなモノではない。よく自分の話しかけること、感じ取り方に批判を浴びせられて、グッと苦虫を潰してしばらくは、頭がカッカッとしている事も少なからずある事だ。どうして自分の言う事、する事が間違いだって指さして来るんだろうか?全体のバランスを察して、そこから行動を引き起こしているというのに、真っ向から<間違っているし、枠を外れてしまってるね。>とさへ聞こえよがしに周り中から言われると、いてもたってもいられなくて、すぐさま反発を食らわそうと思うんだけど、それがどうにも人間関係の絡まりで、うまくストレートに発憤出来ないとき、
<オレって、本当に何のために生きているんだ。何のためにこうやっていろいろ自分なりに頭をひねりながら過ごしていると言うのに、まるでオレなんか邪魔っけで、何処へでも行ってしまえと言わんばかりじゃあないかよう。はたもすると、身体を壊して死んでしまうんじゃないか?・・・と言うニュアンスにさへ聞こえて来るから、よーしそれなら飛び出して行ってやるよ。>・・・って衝動が身体中を駆けり抜けるんだ。ひどく集中攻撃を浴びせられると、オレ以上に頭の悪い男はいないとでも言わんばかりに、捲し立てて来たりする。だから、自分の部屋で密かに時間を費やしても見るんだけど、・・・<世の中の何もかも面白くねえ。何が文化的な21世紀の生活だ。友達の中には、ローンで生きているヤツだっている。日毎の生活のあれやこれやに金を注ぎ込まないと、平均的なレベルまでは到達はし得ないんだ。>・・・去年の冬衣装を出して、また繰り返すのかなあ。・・・なんて思ってしまい込んでいる。本当に、心がカラカラに乾き切って行くみたいダゼ。自分の思い通りには世間が回る筈はないし、オレのような男の生き方に魅力を感じる人って見つかる事もないんだ。それは自分でも実感出来る次第だけども、何時も憂さを抱えて生きて行く事ほど、辛い事はないようだよ。自分らしく生きようとしても周りからの圧力に屈してダウンしてしまう。どうにも頭を抱えるばかりで、口答えの一つも言えない、馬鹿なオレ。庇ってくれるヤツなんてそう滅多にいる筈もないし聞き流しにしているのが、せいの山だよ。・・・ものすごくあれやこれやにぶちまけて文句を怒鳴りつけてやりたくなることだってある。どんなに気が清々する事だろうかとも思うけど、そうすればオレの現実の立場が悪くなることが明白だから押さえているだけなんだ。その押さえの蓋がもうどうにも、開いて空きっぱなしになって、涙が滲んで来る様なときには、<くそう、オレを馬鹿にしやがって!何でもオレを目の敵にしやがって、オマエ等、なにさま
なんだ!>って、頭の中が火だるまになっている事も儘ならずある。紅葉も散りじりになって、また閑散とした世界で、攻撃の的と化する事を、それが仕掛けられた罠のように我慢できない気分で時間の過ぎ行くのも忘れてしょぼくれながらも悶々とうなされながら生きている。昔なら、そう夜遅くまで友達の所で飲み明かしながら、いろいろ話をしながらストレスを解消したモノだ。カレとなら何でも一つで通して行けると恋心まで、疼かせられたモノだ。今は個人個人的に、鋭い言葉が飛んで来る。<アイツはアイツなりにそれでよいけど、オマエがおかしいんだ!>・・・って、意識的に迫って来る。だから、ものすごい量の憂さを背中に背負い込んでいるモノだから、どうしても、倒れて寝込んでしまいそうになる事だってあるんだ。それが我慢できないとき、どうしようか?酒で解決するしかない。それも一人でよう。みんなで気のあったモノ同士、酒をつぎあって、
冗談を飛ばし合いながら、スキンシップに励める夜はとても気がすーっとするモノだけど、その輪から外れてしまったはぐれモノが、面と向かって注ぎ合える仲間なんていやしないんだぜ。一人で、コンビニでビールを買い込んで、独り言を発したり、好きな歌をハミングしながら頭がぼけたような感覚になって、総てが薄らいでいる状態でやっと休息を取っているんだ。確かにオレは完璧な甲斐性のある男じゃあないけど、それでも何とかこの奇妙に押し寄せて来る身には怖ろしいモノと酔った気分の儘に体当たりをしようと試みてもいるんだ。誰もが言っている事が愛想のようにしか受け止められず、本当に自分の身の上を考えてもくれているようにも見えないとき、痛覚が刺激されるようだぜ。酒で紛らすのも良いけど、またアルコール患者のように廃人になって行くのも、オレは好きじゃあない。元々、そう酒が好きで好きでたまらない訳じゃあなくて、自分なりの理由があってついつい酒で、通り過ぎてしまおうとしているだけなんだ。飲み屋でおかみさんに相手をしてもらうのもまた、気楽だけど、それを続けて行くだけの金がない。むしろそれでも健康でいようと思ったらビールの方が良いかなあ。・・・と思っている。ビールでも身体を壊すけど、自分で自分なりにコントロールをするしかないんだ。オレはちびちび飲まずに、一気に飲み干してしまう。その急激に酔いが回って来てフラフラする気分を快感だと感じるからだよ。・・・<オレを、何時も馬鹿にしやがって、オレだって気のむしゃくしゃすることはあるんだ。オマエ等が何と言おうとオレは、オレなりにちゃんと考えているんだ。>・・・憤りが一気に身体中を燃え上がらせるみたいだ。あれもこれも気にくわないと角が立っている部分に、げろを吐きながらそれでも飲めるだけ飲み干して横になる。睡魔の中で、まだ自分の将来の夢に食らいついているのが分かって来る次第だ。・・・<きっと、何時かはオレの無二の親友と出会える。それまで意地で生きてやる!>
・・・夜寒の部屋で一人でうざをこねているんだから、どうしようもない。・・・誰かと一緒に傷を拭い合えれば最高だ。だんだん、また冷えて行く中で、自分の死んだ姿まで想像をしてしまう。誰にもオレの本心を伝えられずに、只の死体として片づけられて行くさまは滑稽だぜ。涙を流しながら天井を見つめていると、この夜空の何処かにきっとオレを探しているヤツがいる気分になって来るのは不思議だ。ただ、それだけの予感を頼りに12月にのめり込むんだ。身体の総てまでひとつになれるカレがきっと出来る事を願いながら虫の息のような男がビールで一時を過ごしているよ。<おいよう、こっちへ来いよう。オレと一緒に何処かへ行っちまおうよう!>・・・夜空の果てから優しい言葉が耳に伝わって来るような時、嬉しいなあ。・・・と、感じて、横向きの儘で眠りに入って行くんだ。年の瀬は忙しいだろうか?クリスマスを楽しく過ごすカップルは大勢いるのに、オレは誰とも一つのシルエットになれそうもない。現実ってそういうモノなんだ。・・・と、口で言い聞かせながらも孤独のつまらなさに沈んで行くのを必死で避けようとしてもいるんだぜ。
えいぞう
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