投稿募集! スレッド一覧

スレッド作成 他のスレッドを探す

[PR]  旅行ギフト券 香川の求人・転職 レストラン滋賀県 チャーター便
teacup. ] [ 無料掲示板 ] [ プレミアム掲示板 ] [ teacup.コミュニティ ] [ ブログ ] [ チャット ]

新着順:49/100 記事一覧表示 | 《前のページ | 次のページ》

羽化   ###

 投稿者:えいぞう  投稿日:2009年 7月 3日(金)23時09分6秒
  通報
  5月の気候が良かったからだろうか、6月の暑い日射しの中でも羽化した蝶達が綺麗な乱舞を見せている。あの青虫が樹の葉を食べて成長して、蛹になってやがて飛び立つんだと思うと、素敵な予感に胸が躍る気分になって来てしまう。人に見られると嫌われる姿を長い事、させられてやっと念願が叶ったかのように自由に優美に空を飛べるのは、何かの約束だろうかとも思われて来るんだ。人もいわゆる天使なんかじゃあないのだから、いろいろな悩み事にぶつかるのも確かだ。自分からそうなろうとして、なったのでもないのに自然と生き方に負荷がかけられるのは、大変、つらくてしんどい事でもある。自分に嫌気がさして、自分というモノを脱ぎ捨ててしまいたいと思うほど、毛嫌いするモノもいる。<何故、オレって、これ程のことしか出来得ないのだろうか?それで、人に嫌われて笑われてばかりいるのだろうか?出来ることなら、別の世界へ飛び去って行ってしまいたい。誰とも出くわさない世界へ、消えてしまえばもうオレの噂をするヤツもいなくなる。>と、弱音を吐いて見るかと思うと、時には発憤をして、<オレの辛さを知らないのかよう。オレだって、自分で超えられないモノにぶち当たっているからこそ、悩んでいるんじゃあないか。それを、わざわざ、目の前で指さす事もないだろうに、無理にオレに悪さをするから、きっと何時かは復讐をしてやろうとむきになるんだ。何て、人でなしばかりなんだ。今に見てろよ。>・・・と、心の中は煮え返って来るのをどうも押さえ切れなくなるのも不思議な状態だと、オレには思えてしまう。本当に人生を生きて行くって事は、綺麗事ばかりでは済まされないのじゃあないだろうか?誰でも1度や2度は、行く手を阻まれた事があるとは思うけれども、それは闇にまでも通じているみたいな底知れぬ人間の生の姿を映し出しているようにも思われてならないんだぜ。青虫と同じように、その闇の中で這い上がれぬ儘で、引きずり込まれてしまうヤツラの寂しさときたらいかばかりなモノだろうか?・・・そう、オレには思われても来る。関門を通り抜けられない儘に人生を放棄して、一生を闇のモノとなってしまう事を思う時、何かその辛さが心まで届いて来るみたいな気がする。家族にカミング*アウトしてしまった男が、借銭に困って家を尋ねてもどうにもならなくて、オレにメールを送って来たことがあるけど、オレにもその多額の金を貸せるだけの力がなくて断ったけど、<どうも、お世話になりました。皆さん、さようなら。>という、言葉をオレはまだ覚えていて安否を気遣っているんだ。もう男の世界に浸ってしまっているから、闇の世界で細々と暮らしていたらまだ良いけど、自殺でもしていたらどうしようかと迷うけど、それ以来、メールは途絶えてしまった。今の世の中の生き方は、かたぐるしくてどれが本当に大切で幸せな生き方なのかと迷わされる事が多分にある。将来を考えて、地味に生きた方が良いのか、その時々のブームに乗ってみんなと一緒に生きて行った方が良いのかと考えあぐねる事は何時でもある。オレは、出来るだけ控えめに生きる事に路線を合わせているけど、時々、自分を見失いそうになる時があるのは確かだ。それも羽化の前の自分に課されている試練なのだろう。・・・とさへ、思ったりもしているんだ。きっと自分の願うように努力を惜しまなければ、何時かは好きな大空へ飛び立つ事も出来るんだ。・・・そう言い聞かせながら、毎日を生きているのも本当ではある。何処へ行こうと、自分に合わない気性の男が現れて対立する事も、未来的には実際に感じ取ってもいる。それだけ、自分を生き抜こうとする事は、大変な事なんだよな。オレが羽化した空はどんな色に輝いている事だろうか?其処を一人で飛んで行くのもまた寂しくなって来ると、南米の海を渡る蝶の群れの話を思い出す。何千キロ、いや何万キロという距離を集団で、渡って行くのだから、これ程、力強く、神秘的な光景もまたないと、オレは信じてやまないんだぜ。日本という大きさの事ではないんだ。その何十倍、何百倍という規模の世界を船やら島を伝って目的地まで飛来して飛んで行くのだから、自然がなせるまた不思議な技とでも言う他はない。どんなに長い距離でも大勢で一緒に声をかけ合いながら通り過ぎる事が出来るのなら、心も何処か和む所が存在をするに違いないんだ。本当に、羽化をして生きて行っているという実感も生まれようというモノだ。世界規模になるとまた、眼を見張るモノはいくらも存在をしているみたいなんだ。・・・アイツがブラジルという国に遊びに行ったのもオレには心の内がよく分かるんだ。日本の生活の中で自分の本来の姿を見失って、自分というスタイルから外れて闇にはまり込んで、スランプに陥った時、オレにもどう言いようもないほどの立場にまで引きずり込まれたけど、やっと自分の発憤で生き方を稼働させ始めたとき、どうしてもブラジルで一休みしてきたいと飛び立ったが、確かにアマゾンのモルフォ蝶の様に、自分の本当の姿をオレに見せつけたのには関心をしているんだ。・・・雨がまた、降り出した。緑が育まれれば其処にはまた蝶の卵の孵化が見られるに違いない。そして青虫が、誰にも喜ばれない姿でひとりで生きながら太陽が照りつける頃には、それぞれに羽化して行く事だろう。
        えいぞう

http://pocket.jp/

 
》記事一覧表示

新着順:49/100 《前のページ | 次のページ》
/100