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冬の色    ###

 投稿者:えいぞう  投稿日:2009年12月 7日(月)20時37分40秒
  朝方、気温が0度Cになって、車のガラスが凍り付いていた。いよいよ、本格的な冬が到来をしたんだなあ。・・・と思っているんだ。暦の上では<大雪>を過ぎたばかりで、これからどの程度まで気温が下がるのだろうかと気にしているよ。気圧配置は西高東低の気圧配置で、東北から北海道にかけては雪が降り続けているみたいだ。また、一段と生活がしにくくなるのなら防寒着を1枚付け加えないといけないなあ。・・・やっぱり暖冬とは言え、師走は何かと忙しいのに寒い気配が募って来るのが不思議な感覚だ。それでも、人それぞれに生きているのが良く分かる。今年は、マスクやら地上デジタル薄型テレビ、ハイブリッド車の購入が何時もより大目だったようだ。年末年始の売り上げはどのくらいになるのだろうか?今年は、平均で賞与の配分が低めで推移しているので、やっぱり財布の紐はきつくみんな引き絞っているのだろうか?ポイント制度の導入で少し消費が進んでいると聞くものの支払いやら税負担で悩んでいる人達はかなりいるみたいだぜ。この所、景気のいい話を聞かないから、口を難く閉ざしているようなモノだ。深い秋の気配に馴染んでいる内に、天候の方がだんだん、冬の中へのめり込んで行くのが良く分かるんだ。風景の中に紅葉はまだ残っている。冷えで一挙に色づきを増した後、茶色になり散り敷いて裸木が立ち並ぶ世界へとみりみる移り変わって行くのだろうか?・・・とさへ、思われて来る。紅葉が散り敷いたら、本当に忍耐の季節だ。オレがもっと若かったら、スキーへと旅行に出掛ける準備を始めているかも知れないけど、もうそういう余裕はないしそういう歳でもない。ただ、テレビで日本の内情を見ながら残り少ない丑年の1ヶ月を自分なりに調整しながら生きているんだぜ。筋肉トレーニングにも参加をしていないので、やっぱり歳なりになって来ている。少し、ジムに通いでもすれば、体つきが変わるだろうか?・・・とも思いもするけどなかなか、足を運ぶ事が難しいのが現状だ。そりゃあ、生活上にスポンサーでもいれば、体つきの方に向きになって凝る性分だけど、働かないと毎日の生活が成り立たないんだから、同じ繰り返しをするに留まっていると言える。12月は、行事が多くて、飲み歩く事も多くなるけど、オレは今年は差し控えている。街の様子を見ながら精一杯に年を越せたらそれで良いなあ。・・・と自分に言い聞かせている次第だ。風さへもピューピューと夜は、ビルの隙間を冷たく流れて行く。オレも年賀状を書くぐらいで、ほとんどの用事は済ませてしまった。これからの短い期間はテレビの話題を話のつまにしながら時間を過ごして行くんだろう。
世の中の動きに、先が察せられて何かしらけてしまったような気分だ。男同士での喜びも何時か、仕事上でのライバルに持って行かれて、面白くもないと感じている。事に女性が、口うるさく話しかけて来るような折り、うかうかしてもいられない。そうだ、今年の流行語大賞は<政権交代>と<子供店長>の方に軍配があがった。オレには怖ろしいのは女性が肉食に転じている事で、何でも精力的にこなし男とも肩を並べて歩く時代、その上にやりこめる時代に入り込んだ事だ。みるみる男は草食系となり、流行語の上位に<草食男子>が上がっているように控えめで弁当まで自分で作って食べるモノが増え続けている時になりつつあるのは、寂しい事だとも思われて来る。女性が男を持ち物のように連れ歩くのは、男女の本性からしてなにかバランスが崩れているような気がしてならないんだぜ。男が自分の主張を通せないままに、もじもじしているのは、やるせない気がしてならないんだ。それなら男は自分一人で、生きて行く部屋でも持たないとどうにも憤懣やるかたない所ダゼ、全く!そうでなくても、これから先、経済的に自分に自由な時間は宿って来そうもないように見えても来る気配だ。それをジッと見つめて口出しをしないはずもない。1日、1日が自分の領域を固めるための戦いの明け暮れであるとも言える。実に考えても寂しい限りだぜ。昔の男はそれぞれの結束の中で、笑ったり泣いたりをして来たけれども、今や女性を外すと何で自分が困り果てているのかさへ理解をして貰えない場所で追い込まれて行っているような気分すらして来る次第だ。20年前にベルリンの壁が壊れてから人々はみんな自分達の生き方を追求し、熱しながら生きて来たのに、だんだん行き詰まって行く世界の現状を感じ取っているとき、オレたちはどのような生き方を選択すれば、自分なりに満足ゆける人生を歩めるんだろうか?世の中には苦悩をして諦めて生きている男って多いんじゃあないかとも思うんだ。後から後から、追い打ちをかけられながら藻掻いている連中の心中を察している。12月は、本当にラストシーンだ。1日、1日が、奇妙な組み合わせで出来ているフィルムの細切れとも思われて来る。残っているのは、休みに入るまでの仕事、それだけだよ。挫けずに来年の周期にすんなりとはまり込む為には、準備も必要なのは確かだ。オレでさへ、もう来年の計画を立てるのに余念がないんだぜ。今年は5月に入る頃に、ひとつ躓いてしまった。来年は、まだ厳しい世の中が待ち受けているのかも知れないけど、自分で納得の行ける方向に向かわせたいと思っているんだ。とにかく頑張りたい。友達とメールを交わしながら心を許し合いながら、癒し合いながら辛抱強く生きて生きたいモノだ。忍耐と言えば、北国の雪の舞う世界はかなり我慢しながらの生活なんだ。いくらスキーが出来るからと言っても、日本の内情は何処とも変わりはない。わびしくも切ないモノだ。何時も茶店で、コーヒーを飲みながら恋人と笑い合いながら生きて行けたならこれ以上の幸せはないんだけど。心が内向きになって、ストレートにうまく言い出せない季節も自分なりの判断で行動をするしかないんだよな。来年、早々にタバコの値段が1箱300円のなら400円に値上がりするとのことだ。違う動きも如実に感ぜられる事だろう。今の冬は2009年のまとめの冬だよ。レコード大賞を見て紅白歌合戦を見て、除夜の鐘を聞いた後は、新しい始動に耳を澄まさないといけない。それ程迄に、ひとりで生きるのは辛い事なんだぜ。仲間から外れた動物は、1頭ではうまく生きてはいけなくなるんだ。何時もだから連動をしていたい。困れば支え合えるように、熱く見つめ合っていたいね。
           えいぞう

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ビールを飲もう!   ###

 投稿者:えいぞう  投稿日:2009年11月29日(日)12時08分45秒
  そろそろ、外が冷えて来ている。日だまりがなんだか恋しくて、休み時間にはそこでゆっくりとひとりで、音楽を聴いて物思いに耽っているんだ。冬が目に見えて忍び寄って来ている気配がしてる。こういう季節って、何だか本当にひとりぼっちの気がして、時々、心が塞ぎ込みそうになるよ。空の色も青い晴れ渡った色を忘れかけてもいる。そんな中で、同じ仕事に励んでいるんだからむしゃくしゃしてくるのも当たり前の事なんだ。あと1ヶ月で2010年に入り込む。どんな年になるんだろうか!まだ1ヶ月もあるのにその事に頭が集中をしている。風が窓を叩き出したら、もっともっとひっそりとして来る事くらい分かり切っているけど、社会的にも寒い北風が吹きまくるのはイヤだなあ。・・・アラブ首長国連邦の発展が著しいけど、ココでバブルが崩壊したとの事だ。株価の動き、円の動きが注目を集めている。何か、土台がしっかりしていなくて自分の生き方が何かぐらつくようなのも寂しいことだ。人は、自分の生活の糧の事で、一生懸命になっている。その考え方感じ方は人が独自に自分で判断して、それで進んで行っているんだからとても、憶測して当たるようなモノではない。よく自分の話しかけること、感じ取り方に批判を浴びせられて、グッと苦虫を潰してしばらくは、頭がカッカッとしている事も少なからずある事だ。どうして自分の言う事、する事が間違いだって指さして来るんだろうか?全体のバランスを察して、そこから行動を引き起こしているというのに、真っ向から<間違っているし、枠を外れてしまってるね。>とさへ聞こえよがしに周り中から言われると、いてもたってもいられなくて、すぐさま反発を食らわそうと思うんだけど、それがどうにも人間関係の絡まりで、うまくストレートに発憤出来ないとき、
<オレって、本当に何のために生きているんだ。何のためにこうやっていろいろ自分なりに頭をひねりながら過ごしていると言うのに、まるでオレなんか邪魔っけで、何処へでも行ってしまえと言わんばかりじゃあないかよう。はたもすると、身体を壊して死んでしまうんじゃないか?・・・と言うニュアンスにさへ聞こえて来るから、よーしそれなら飛び出して行ってやるよ。>・・・って衝動が身体中を駆けり抜けるんだ。ひどく集中攻撃を浴びせられると、オレ以上に頭の悪い男はいないとでも言わんばかりに、捲し立てて来たりする。だから、自分の部屋で密かに時間を費やしても見るんだけど、・・・<世の中の何もかも面白くねえ。何が文化的な21世紀の生活だ。友達の中には、ローンで生きているヤツだっている。日毎の生活のあれやこれやに金を注ぎ込まないと、平均的なレベルまでは到達はし得ないんだ。>・・・去年の冬衣装を出して、また繰り返すのかなあ。・・・なんて思ってしまい込んでいる。本当に、心がカラカラに乾き切って行くみたいダゼ。自分の思い通りには世間が回る筈はないし、オレのような男の生き方に魅力を感じる人って見つかる事もないんだ。それは自分でも実感出来る次第だけども、何時も憂さを抱えて生きて行く事ほど、辛い事はないようだよ。自分らしく生きようとしても周りからの圧力に屈してダウンしてしまう。どうにも頭を抱えるばかりで、口答えの一つも言えない、馬鹿なオレ。庇ってくれるヤツなんてそう滅多にいる筈もないし聞き流しにしているのが、せいの山だよ。・・・ものすごくあれやこれやにぶちまけて文句を怒鳴りつけてやりたくなることだってある。どんなに気が清々する事だろうかとも思うけど、そうすればオレの現実の立場が悪くなることが明白だから押さえているだけなんだ。その押さえの蓋がもうどうにも、開いて空きっぱなしになって、涙が滲んで来る様なときには、<くそう、オレを馬鹿にしやがって!何でもオレを目の敵にしやがって、オマエ等、なにさま
なんだ!>って、頭の中が火だるまになっている事も儘ならずある。紅葉も散りじりになって、また閑散とした世界で、攻撃の的と化する事を、それが仕掛けられた罠のように我慢できない気分で時間の過ぎ行くのも忘れてしょぼくれながらも悶々とうなされながら生きている。昔なら、そう夜遅くまで友達の所で飲み明かしながら、いろいろ話をしながらストレスを解消したモノだ。カレとなら何でも一つで通して行けると恋心まで、疼かせられたモノだ。今は個人個人的に、鋭い言葉が飛んで来る。<アイツはアイツなりにそれでよいけど、オマエがおかしいんだ!>・・・って、意識的に迫って来る。だから、ものすごい量の憂さを背中に背負い込んでいるモノだから、どうしても、倒れて寝込んでしまいそうになる事だってあるんだ。それが我慢できないとき、どうしようか?酒で解決するしかない。それも一人でよう。みんなで気のあったモノ同士、酒をつぎあって、
冗談を飛ばし合いながら、スキンシップに励める夜はとても気がすーっとするモノだけど、その輪から外れてしまったはぐれモノが、面と向かって注ぎ合える仲間なんていやしないんだぜ。一人で、コンビニでビールを買い込んで、独り言を発したり、好きな歌をハミングしながら頭がぼけたような感覚になって、総てが薄らいでいる状態でやっと休息を取っているんだ。確かにオレは完璧な甲斐性のある男じゃあないけど、それでも何とかこの奇妙に押し寄せて来る身には怖ろしいモノと酔った気分の儘に体当たりをしようと試みてもいるんだ。誰もが言っている事が愛想のようにしか受け止められず、本当に自分の身の上を考えてもくれているようにも見えないとき、痛覚が刺激されるようだぜ。酒で紛らすのも良いけど、またアルコール患者のように廃人になって行くのも、オレは好きじゃあない。元々、そう酒が好きで好きでたまらない訳じゃあなくて、自分なりの理由があってついつい酒で、通り過ぎてしまおうとしているだけなんだ。飲み屋でおかみさんに相手をしてもらうのもまた、気楽だけど、それを続けて行くだけの金がない。むしろそれでも健康でいようと思ったらビールの方が良いかなあ。・・・と思っている。ビールでも身体を壊すけど、自分で自分なりにコントロールをするしかないんだ。オレはちびちび飲まずに、一気に飲み干してしまう。その急激に酔いが回って来てフラフラする気分を快感だと感じるからだよ。・・・<オレを、何時も馬鹿にしやがって、オレだって気のむしゃくしゃすることはあるんだ。オマエ等が何と言おうとオレは、オレなりにちゃんと考えているんだ。>・・・憤りが一気に身体中を燃え上がらせるみたいだ。あれもこれも気にくわないと角が立っている部分に、げろを吐きながらそれでも飲めるだけ飲み干して横になる。睡魔の中で、まだ自分の将来の夢に食らいついているのが分かって来る次第だ。・・・<きっと、何時かはオレの無二の親友と出会える。それまで意地で生きてやる!>
・・・夜寒の部屋で一人でうざをこねているんだから、どうしようもない。・・・誰かと一緒に傷を拭い合えれば最高だ。だんだん、また冷えて行く中で、自分の死んだ姿まで想像をしてしまう。誰にもオレの本心を伝えられずに、只の死体として片づけられて行くさまは滑稽だぜ。涙を流しながら天井を見つめていると、この夜空の何処かにきっとオレを探しているヤツがいる気分になって来るのは不思議だ。ただ、それだけの予感を頼りに12月にのめり込むんだ。身体の総てまでひとつになれるカレがきっと出来る事を願いながら虫の息のような男がビールで一時を過ごしているよ。<おいよう、こっちへ来いよう。オレと一緒に何処かへ行っちまおうよう!>・・・夜空の果てから優しい言葉が耳に伝わって来るような時、嬉しいなあ。・・・と、感じて、横向きの儘で眠りに入って行くんだ。年の瀬は忙しいだろうか?クリスマスを楽しく過ごすカップルは大勢いるのに、オレは誰とも一つのシルエットになれそうもない。現実ってそういうモノなんだ。・・・と、口で言い聞かせながらも孤独のつまらなさに沈んで行くのを必死で避けようとしてもいるんだぜ。
            えいぞう

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(無題)

 投稿者:ロリ&ショタ無☆正D V D  投稿日:2009年11月27日(金)19時58分0秒
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シングル     ###

 投稿者:えいぞう  投稿日:2009年11月25日(水)04時50分18秒
  なかなか、この世の中を渡って行くのは辛いところがある。人並みの幸せを考えていても、その唯一の理想に出会わない男はたくさんいる。極単純に世間並みに結婚をして子供を作って先の世を目指せば良いのだけど、自分の内界だけでも混沌としていて、解決の付かない問題が渦を巻いている時、人生は自分の抱えている生き方の原点を探り続けるのが結局、行き着く所かも知れない。人に言わせれば、変わり者で知られてしまうことは、不如意な感覚が残るが、自分の周りを巡らしている環境にしろ、家族関係にしろ、自分を縛り上げているモノとの尽きない闘争は自分本人にしか分からない事柄なのかもしれないと、ふとそうも思われて来る。自分一人の面倒を見るだけで精一杯なのに、どうして嫁さんをもらってまた難しい事象に突き当たったらどうしようか?本人にしろ深く考えあぐねているのは確かな事なんだよな。むしろ、自分と一緒になって暗い世界に引きずり込んだら、もともこもないとさへ思い当たっている。昔、それ程、つらく考えなかったような世界が、今では目の前のたんこぶになっているのに、気が付くモノだ。誰かと一緒に生きて行く事は確かに力強いモノがあるけど、意見が食い違うだけで泥沼の中へたたき込まれるのも周知の通りだ。人ととの間で恥をかき続けたくないと願っていれば、普通の幸せも自分には不向きなんだと、そうも感づく。そうかと言って自分勝手に生き果せるモノでもない。寂しい生き方はつきまとって来るのは分かっていても、むしろ自分一人で生きている事の方が、楽なように思えて来るなら、そうするしかないのかも知れない。どう風向きが変わろうとも、将来に厳しさが闇の網を張り巡らしているのなら、その時、その時を一人で気楽に過ごせればまだ、増しなような事だってある。今は、過当競争の時代だ。是が非でも他の人に負けを見せれば生活設計の総てがごわさんになってしまう。それに勝ち抜いて世間体を繕って、自分という立場を明確に出来得るのなら、自分の子孫を作る夢に夢中になっても行くだろう。それが幾つもの挫折感を味わって行く内に、将来に期待が見いだせ得なくなったとき、如実にこじんまりとした生活の方がまだ光を放っているのが分かっても来るモノだ。自分のいる空間の中に特に養って行くモノがなくても、その場の話し相手がいるだけで気楽に見えて来る。むしろ、自分を卑下して黙り込んでしまうモノも多い事だろう。自分の気持ちの中に傷がある限り、誰にもそれは理解し得ないモノだと察する時って、一人は気楽な匂いでいっぱいになって来る。時間のほとんどを一人で費やす事になっても、その方が自分に優しく出来るんだ。自分の働きぶりからしても、結婚する事がむしろきつくしんどく思える時、一人で稼いで生きて行く事がまだ、自分らしく彩られて見えるようなら、それもまた今の生き方にはあっているような木がして来る。この世に生きて来たからには、自分が生きている喜びもまた経験をしたいモノだ。自分を慕う子供達がいてくれれば、働く生き甲斐にもなるけど、家族関係がバラバラになるように想像出来るなら、そういう事を総て消去した方が、自分の頭には楽な事だってある。人同士が希薄な関係で存在をしている時に、自分以外のモノを庇いきれるモノじゃあない。むしろ背中に負ぶさって来る、大きな重圧とも思えて来たりする。それをはね除けて生きて行けるだけの材料が揃って入るのなら、自分一人という事には拘らないのかも知れない。人並みに自分らしい恋愛をして、身体で感じあったあと、また生き方を考えて進んで行くんだけど、昔からの孤独の寂しさがむしろ一人でいることを選ばせるみたいだ。それは自分が悪いのでもない。生まれ会わせての運命なんだ。自分で道を換える事が出来ない、一つの道なんだ。うすうす小さいときから、気づいていることも少なからずある。それを隠して人と同じ選択をしてもどうなると言うのだろう。胸が寂しく疼くだけのようにも思えて来る。自分に自信がないからというヤツもいるけど、始めっから決まっていたようにも推測がつく。それは、どう押さえようとも自分の本来の願望からはずれてしまうことなんだ。自分を押さえつけて世間に潜り込むくらいなら、人生を自分の思うとおりに過ごしてみたい。誰が何と言おうと、自分はこういう人間なんだから、自分の思う方向へ向かってしまってもおかしくもないじゃあないか!人にもみくちゃにされて自分らしい意見が言えないくらいなら、自分の道を満足そうに歩いて行くのもそれで良い。風当たりがきつい世の中で、へまをして人に噂になるくらいなら自分一人の道を選ぶのもまたごく自然な事でもあるんだ。きっと、振り返った時、確かに人とは違った人生を歩んだけど、悔いはないと思えるならそれで良いんだぜ。人に流されて、自分の考えを押さえて常道という所を進んでも、脆くも崩れてしまうようなら、自分らしい選択をするのが1番だ。それで心が安定をするのなら、きっと荒波の中でも生きて行けるというモノだ。どんどん、社会情勢が難しくなって来ても自分らしい目標につっぱしれるなら、オマエも男になったんだな。男の生き方を世間の常識で判断されたのでは、オマエもはぐれものと呼ばれるだろう。だけど、それを少しも顔に出さずにちゃんとオレと笑い合えるのを見ていると、むしろえらい男だとオレはオマエに惚れてしまうに決まっているし、確かにもう、惚れているんだ。風向きがどう変わろうと、しっかりとやって行こうぜ。世間並みに見えなくても一生懸命生きてイルじゃあないか!だから、オレはずっとオマエを見続けているんだ。ひとりものなのに、えらく男っぷりがいいオマエの事だ。人並みの事に誘ってもすぐ断るだろう。そうだ、オマエにはオマエの生き方が目の前に続いているんだよなあ。オレの事を忘れないでくれよな。そういうオマエにむしろ頼りそうになっているオレは生き方が甘いんだ。オマエはできてる男だ。そのまま生きて行っても、オマエらしい生き方だよ。どういうサービスが提供さえるようになろうと、生き方として一人でいることが、感覚的に分かるのなら、味のある男でずっとオレの前に存在をしてくれ。オレはオマエを生涯の友にして放すつもりはないんだ。何時もオレの相談相手でそこにいてくれよな。オマエには、それだけの価値があるんだからよう。
               えいぞう

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落ち葉のコンチェルト  ###

 投稿者:えいぞう  投稿日:2009年11月23日(月)21時33分14秒
  外が気圧配置が西高東低の冬型の気圧配置になっているので、ここでグッと冷え込んで来ている。
セーターでは寒いくらいな日々にのめり込んだ。今週を過ぎるとまた平年より暖かい日々が戻って来るとテレビで聞いているけど、本当に日照時間で随分と気温が上下するモノだなあ。・・・と、そう思っている。紅葉がグンと色合いを濃くして目には鮮やかに見えては来るけど、徐々にではなく、直ぐに冬の風が吹き始めるんだなあ。・・・と思うとまた、うんざりする気持ちもあるけど、地球温暖化の性で、何時も暖冬だからまだ我慢できるんだ。事に真夏の暑さと来たら言うに及ばずだから図り知って欲しい気分ダゼ。周りが、色鮮やかに彩られて来ると、また奇妙な感覚に捕らわれるモノだ。特に恋をしている訳ではないから、紅葉が風にはらはらと散り敷いても涙が出て来る事もないけど、何とも孤独でしんみりとした感覚に襲われるのは確かなんだ。この1年の締めくくりを樹樹は紅葉させてフィナーレを迎えるけど、オレ達はそれを見ながら休む暇なく生きて行かないといけないんだ。冬ごもりをする獣達はせっせと冬支度をしていればそれで済むのだろうけど、人間は社会生活に追い立てられて季節が変わろうと必死で、自分の対面している事柄に向かって行かないといけないのはホントの所なんだよ。やたら、ビールやら清酒のコマーシャルが増えて来た。この時期のストレスは飲んで発散するのが1番なのかも知れないけど、何時も樹を抜けない事情に追い立てられているのは、寂しいモノだと、オレは実感をしている。まだ12月に入り込んでいる訳ではないので、年越しの話題は出ては来ないけど何時もながら、次の年の事をそろそろ考え始めている事を思えば、<今年もあんまり良い年じゃあなかったなあ。>・・・何て、思うんだ。
友達が早春にブラジルに渡った事を思い出す。ブラジルは資源の宝庫だし、今や急成長の国でもある。日系の多く住んでいる大きな国だけに、心引かれる思いがするのもオレには分かるんだ。工業成長と豊かな自然の恵みとがある新天地で、活躍をしてみたいとも思えても来る。そう言えば、ある弟からブラジルはまだ移民を許可されているから一緒に渡って自分達らしい生き方を追求してみないか?・・・とも誘われたけど、それ程、男にとってはロマンが尽きない存在で広がっているみたいだ。・・・<ブラジルの大都会で、浮き名を流しても良いなあ。それも素敵な事だし、あの国には見たこともない綺麗なモルフォ蝶が待っている土地柄でもあるし、生き甲斐はあるかも知れない。>・・・何て、何度も真剣に考えたけど、結局、渡る事はなかった。もうじき、リオとサンパウロの間を新幹線が駆け抜けるようになる。これから先の事を考えていると魅力に富んでいる事はいうまでもないけど、何故、それでも日本へブラジルから出稼ぎに来る家族が多いのだろうか?・・・と頭をひねらすとき、やっぱりここにも貧富の差が歴然としているんじゃないかと思えてならないんだ。男ひとりで生きて行くのに、この国ならどうにかなろうじゃあないか!・・・とも思うけど、治安の悪さからするとその闇に落ち込んでしまうと、身元不明の儘で片づけられてしまうかも知れない。この間、熊本で中国人の20代の男が老夫婦の農園で働いていて考えの食い違いから老夫婦を殺害して、首を吊っているのをニュースでみたけど、結局、名前さへ分からない儘で終わりそうなんだ。それは男としては何ともつまらない生き方だとオレは信じているんだよ。自分が、自分の故郷を離れて遠い所に自分の未来をかけてみよう、それがいい!・・・とは、誰でも1度は考える事なんだ。それは多分、自分の世界から見た別天地であって、理想化も進んでいるのかも知れない。その土地の人からするとどうしてココへ来たのだろうか?・・・と不信がる事なのかも知れないね。オレにはヤツ等の旅の意味は十分過ぎるくらい分かるけど、どれほど成功するだろうか?別の知らない土地で闇の男にまでなってしまうのは好きではないんだ。自分の生まれがどうあれ、故郷で年老いてからは終わりたいと考えている。秋の落ち葉の季節にも、生まれて幼い頃に見た風景がまだ残って続いているのは、懐かしくてたまらないよ。それは秋と人が一言でいうけど、やっぱりそれぞれ違っていると思うんだ。山の色も、里の色もまた人それぞれに違っていて当たり前なんだ。・・・とそう、感じている。この前、蔦の絡まる茶店で、友達とこれからの事をざっくばらんに話し合ったけど、オレ達の未来って、そう裕福な色合いでは浮かんでこない。年老いてもこういう格好で過ごすんだろうか?・・・とさへ思えても来るんだ。何しろ、<3年5ヶ月ぶりのデフレにのめり込んで、消費者物価は下がるけど、こういう状態って、企業には悪い影響があるとかいう話だ。解雇とかリストラとかまたまた、進むように見えて来てもううんざりだ。経済成長がマイナス2ポイントちょっとで、少しも、プラスに転じない。だから、それが跳ね返って来て、職を死守しなければいけない現状に陥らせてもいるんだ。来年はもう少し日本は景気が良くなると聞いているから、何処へも出かけないで足を踏ん張って頑張っている次第なんだぜ。友達も仕事には苦労をしている。中には、栗園を営んでいる友達もいる。一人でコツコツやる方が性に向いているからだとも熱弁を叩くのを聞いていると、本当に幸せって何だろうか?・・・とも、思い浮かんで来る始末だぜ。これからは外へ出る機会は夏より尚更、少なくなって来る。夏なら海やら山へ行けば良いけど、冬はホントに一人で行動しないといけないからますます寂しい限りだ。それでも、将来に自分の望みを持っているから生きていられるんだよな。一人で世間を渡れる何て事、あり得ない話だ。つらく暗い心に優しく紅葉が語りかけてくれているのかも知れない。来年になったからと言って、辛い思いが背中から取り除かれるモノでもないけどそれでもあと1ヶ月ちょっとをどうにか我慢して、人並みな正月を迎えたいよ。正月には実家へドンと腰を据えて休養を取っても見たいんだ。誰にも、オレの悩んでいることは分からないだろうし、その悩みさへ、社会事情で、ベールが被さったみたいになって来ているので、自分が本当に願っている事は何なのか全く混沌として要領を得ないのが現実なんだ。繰り返しの話題の尽きない所にオレは住んで暮らしている。誰かと誰かが蜜月に入ったものの、二人の事情で別れた何て事はいくらも小耳に挟んでいる。もっともっと、安定した精神の場所で生きていたい。何時もニュースを気にしていないといけないのは、残念な話ダゼ。オレはただ心から打ち解けて話し合える友達を捜し求めているんだ。何も、カレを利用する気持ちもないし、生き方を邪魔しようとも思ってもいない。そういう穏やかな関係がオレには今、1番の理想だ。オレもカレも将来にかけて幸せになれればよいなあ。・・・と、そう言いたくもなるけど、打ち寄せる波は荒いし、風も厳しい。今は、紅葉が熟れて舞う様をジッと見て過ごそうと思っているんだ。その時期も長いはずはないけど、それでも北風が強くなるまでは、オレの心を励まし続けてくれる事だろう。この前、茶店で、紅葉を見ながらピアノの演奏を聴いたけど、身に染みるようだったぜ。
             えいぞう

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 投稿者:ロリ&ショタ無☆正D V D  投稿日:2009年11月23日(月)19時34分47秒
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滝     ###

 投稿者:えいぞう  投稿日:2009年11月21日(土)04時39分25秒
  何しろカンカン照りの暑さだった。気温が鰻登りにのぼってちょっと動いただけでも汗が額を伝って目に入って来て、染みるぐらいで、とてもジッとしてはおられないような天気が続いていたんだ。オレは今年はバイトにあぶれて手持ちぶさたで、この真夏の暑さをどう凌ごうかと考えてもいた。非常に暑い。先の事が心配になってもどうすることも出来ないもどかしさが、頭の中で重圧にさへなっていたんだ。空を見上げると確かにスカイ*ブルーでスカッとした気分にはなるけど、太陽はさらに目には大きく見えて、毎日、決まって照りつけるので反対に飽き飽きもしていた。もう1ヶ月もろくに雨らしい雨が降ってもいない。草木も喜ぶ所かフーフーとやっとの息をしているのが感じられる。・・・<こんな毎日を、ただだらだらと過ごしていても、何がオレに身に付くんだろうか?オレという男は、この世の中でどうなってしまうんだろうか?世間の片隅でもみくちゃにされて、ゴミのように見られて生きて行かないといけないのだろうか?それは本当に辛い事だ。誰の目をも気にしながらようよう影で生きているのは、押しつけられたみたいで、疑問が湧いても来る。人が、オレをそう見るようにオレには人には隠して置かないといけないような寂しさが、つきまとっている。それを何で発散したら良いのかさへも見当たらないんだ。日射しの中で、思う存分、笑いあって、ふざけあって、呼び合って生きていたいものなのに、どうしても、自分の思うように奔放に走り出してはいけない。情けなく悲しくなって、ため息を付いてしまう。誰にもオレの心を打ち明ける事は出来得ないんだから、オレの人生そのものが、そういう運命に虜になっているのなら性がないし、もう取り返しがつかない道を歩いているんだなあ。>・・・人が真夏を大勢で浜辺やら街で楽しむのに、オレは逆にひとりでのんびりと枠から外されて開放される事を切に望んでいるんだ。部屋で寝転がって天井を見つめているとき、フッと何処かの滝へ行って見たくなった。急峻な岩肌から綺麗な水が音を立てて流れ落ちて来るのが妙に気になっていたんだ。山の分水嶺の近くから山を急激に下って、一気に段差のある岩場でドッとスピードを上げて滝壺まで流れ落ちて来る。・・・それはオレの人生が何処かで行き詰まって、闇に転がり落ちる風景にも似ているけど、太陽の明かりにピカピカ輝きを見せているのがしゃくにも思えたんだ。・・・時刻表やら地図帳を念入りに調べながら自分の行きたい滝を探してみた。それでも、人が多い所は好きじゃあ亡いんだ。滝と向き合って見つめ合って見たい。それはただのレジャーなんかじゃあないよ。有名な滝をポケットブックから探していたけど、ついに諦めて、友達の心当たりを尋ねて静かな滝を探した。なかなか、知っているヤツはいなかったけど、やっとの事で、随分前に登山をしたときに偶然、誰もいない所に滝を見つけて、その滝壺から飛び散る水しぶきで、身体を洗ったんだ。・・・
って、教えてくれた滝に行って見ることにした。それでも、登山の途中に森の中に突然に開けて来る場所にある滝までは交通機関は使えない。自分の足でリュックを背負って登って行かないといけない。途中で諦めようかとも思ったけど、それでもどうしても今年の夏は滝にうたれに行きたかったんだ。・・・出発の日も早朝から晴れ渡っていた。朝のうちちょっと涼しいと感じたけど、もう太陽が南の空に昇るに従って、暑さはオレを容赦なく襲って来たんだ。それを覚悟しながら、聞いた山の麓の駐車場まで車で飛ばしたあとは、自力で登山を開始した。まるでオレの人生を堪えながら生きているその姿そのもののように思えた。登山道もくねりながら森の中を奥へ奥へとオレを誘うのだけど、一向に滝は見えて来ない。それもその筈、友達は登山が目的で登ってその途中の入り込んだ道を進んだときに、偶然に見つけた滝なんだ。でも、オレもその滝に到達して念願を叶えて今年の真夏の思い出にしたいと思っていたんだ。照りつける暑さで、すぐに汗びっしょりになった。下着の中まで汗が伝わっている。いや、それでも我慢してオレの目的を達成して見せるぞ!意気込みながら登り続けていると、オレにも元気は残っているんだなあ。・・・とも思えた。かなりの時間を鳥の囀りと蝶の乱舞だけを楽しみに休まずに滝を目指した。やっと、登山道から滝へ入り込む道らしい場所で安堵して、其処からは、ほとんど誰も入り込まない道を進んで行った。・・・
水の音が聞こえだしたとき、オレは胸が躍るような感覚を覚えた。それは自分という鏡と向き合うような感覚だ。覆い被さった樹の枝を押し分けると確かに滝が、山上から激しい勢いで滝壺へ水を叩き付けていた。しばらくジッとオレはその様を見つめていたけど、太陽の暑さにリュックを下ろして、着ているモノを脱ぎ捨てて裸で滝壺が作っている池の中へ飛び込んだ。ひんやりと気持ちがいい。裸の儘でも誰も来る様子がないので、平気でそのまま、岩場をよじ登って見たり、滝に打たれたり太陽に思いっきり裸体をそのままさらして、森の音に耳を澄ました。其処には世間にはない自由な光景があり雰囲気があった。一人では物足りないと思ったけど、少し微睡んだ。・・・しばらくして気が付いたとき、人に触られている感じで目が覚めた。ちょっと驚いたけど、オレと同じような男が裸で、オレの横に座っていた。ヤツはどうしてココに来たんだろうか?登山の途中だろうか?それともオレの後をついて来ていたんだろうか?人見知りするオレは目のやり場に困ったけど、ヤツは平気でオレの投げ出している腕を握って、足を絡めて来た。この真夏の蜃気楼だろうかと、頭が空回りしたけど、オレも寂しかったんだ。・・・何も言わなくても良いんだ。オレが求めているモノはその触れ合いの中に確かにあるんだ。何時も、暗い部屋で考え想像しているのはオレと同じ生き方でこの世に浮かんでいる心との出逢いだったんだ。話さなくてもすぐに直感で感じ取る、歓喜が身体中を駆け巡って行く。本当に滝を尋ねて来て良かった。ヤツとこうして裸で佇んでいると先の世界に光が射しているみたいだ。あんなに嫌がっていた暑すぎる太陽もオレを大胆に自然に変えて行くみたいだ。何とも言えず、素敵な気分だ。小鳥達が囀っているし、水場を求めて山の蝶が何処からか飛んで来ては、オレ達の時間を飾っている。声も滝の音に消されて裸で過ごしている姿が白く浮かび上がっていた。オレはその事を忘れはしない。夢ではなく、オレにも生きて行く為の陽が差し始めていたんだ。あの温もりは重なったから身体に伝わって来たんだ。
           えいぞう

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ひまわり男   ###

 投稿者:えいぞう  投稿日:2009年11月18日(水)00時53分26秒
  真夏の砂が焼けている当たりには必ずと言って良いほど、ひまわりが咲き誇っている。その花の見つめる方向にはきっと太陽がギラギラと輝いているんだ。眩しくて目を遠ざけてしまいたいぐらいに暑く熱くオレの身体に照りつけている。寂しい事も悲しい事も燃えつくす程の威力をその星は持っているからオレはまた生きて見ようと思ってしまうのかも知れない。太陽の周りのコロナに裸の総てを焦げ付かされるまで焼き尽くしても、それでオレは満足をしていられるんだ。浜辺に打ち返す波音に耳を澄ませながら聞き惚れていると、何とも言えない気分になって来る。遥か彼方には、島々が点在をしていて、誰彼となしにその島の名前を合い言葉にしながら性の暴発にも身を任せていられるのかも知れないと思われる程、身体の隅々までが敏感になっている。誰かに触られたら、素敵な世界にのめり込んで行くのかもしれないね。現実に夢も希望も折り曲げられた男達が覗いて入り込む所って、そういう感覚で満たされているのかなあ。2人ずれが仲良く波打ち際を歩いているとオレらしくもない妄想の扉を叩いてしまうのも、真夏のせいなんだぜ。事に岩場やら、海の側の林の中へ連れ立って歩いて行く人影を見るとき、唾をゴクンと呑み込んでその成り行きに一生懸命に五官を働かせてしまう当たりもいけない男なんだなあ。・・・って、反省をしているけど波風に乗って甘い吐息が聞こえ始めるとまた、自分までも同じように胸を熱くしてしまうのは、やるせない性なんだと思ってもいる。波乗りを楽しんでいる男達が器用に乗りこなしている姿が金色の固まりに見えている間は正気を保っているけど、それを通り過ぎて笑い合いながら裸で胸板を見せつけあっているのを凝視していると、何処からか性器に異変を感じとって、また頭が悩ましくもやもやし始めるのは、不思議な事だ。自分の夢想の儘に自由に連想しながら高い高い所を運行している太陽に釘付けになってもいる。自分が自分の閉ざした枠を離れて走り出すとき、言うに言い様のない歓喜が身体中を駆け抜けるみたいだぜ。ジープで乗り付けたヤツが、コーラの缶を放り投げるのを見ながら、ひまわりの側から昼を謳歌したい気分がだんだん募って来ている。ノースリーブの裸の腕がオレを呼び寄せているような気がして来る。・・・<オレ、今、暇なんだ。一緒にドライブしないか!この海の向こうのまだキュンと来る入り江がある。其処まで行くんだけど、一人じゃあ面白くもないし、退屈だしさあ、誰かオレと一緒に行ってくれるヤツはいないモノかと、探していたんだ。ちょうどいいときに、会ったものだなあ。こんなに暑くろしい所より、室のある崖っぷちで潮風を楽しまないか!オマエも暇そうに見えたからそれで誘って見たんだ。おい、乗れよ。オレの隣に座るといいぜ!>・・・<随分と大胆なんだなあ。見知らぬ男に平気で声をかけても大丈夫だと思っているのかよう。何が起こるか分からないぜ。こんなにきちがいじみて暑いんだぜ。ボンネットまで燃えているみたいに、熱い息を吐きかけているのにさあ。真夏なのに、オレはそう確かに誰ともペアになれないんだ。やっと空いた時間を見つけてこの浜辺まで辿り付いてはみたけど、オレを除外して何でもが進行しているみたいでつまらなく思っていたんだ。囁きかけるような風一つも巻き起こらない海ってどうにも耐え難いよ。>・・・<だから、オレと誰にも知られない世界へ入り込んで行くんだよ。オマエがどう思おうと、オレはもうオマエを連れ去ろうと決めているんだ。何処までも突っ走って行けば、ある拍子に心が打ち解けるかもしれないなんて甘い気持ちも持ち合わせていて何処が悪いんだ。こんなにキラキラと眩しい先の先まで、自分を開いて飛ばしてみないか!夢を追えばきりなく続いているぜ。オマエがオレを気に入らない所があろうとも、それは二の次にして行ける所まで、一緒に行こうよ、な!>・・・カレは半ズボンの中から太い足を揺すって見せた。こんなにいろんな男達がレジャーを楽しんでいる所を通り抜けて、オレの持つエロスの匂いに触れて見るんだと思うと感じちゃう思いがして、ことわりもせず、ジープに乗り込んで爆音を上げながらもっと先の入り江とときめきながら飛んで行ったんだ。ジープが辛うじて起こす風に髪がくすぐられるような思いがして来ていた。男同士でゆったりと過ごすのもまた、胸がスーッとする感じがまた頭をも過ぎって通り抜けた。海は何処までも果てしなく続いているみたいで、真夏は性のハネムーンに出るカップルが多いから、誰も彼もがその事で、頭をいっぱいにしながら脳で性を楽しんでいるみたいにも見えて来る。入り江には大きな空洞が崖っぷちに出来ていて、其処の中は、ヒンヤリと膚に気持ち良い風が吹き付けてもいるみたいだ。2人で、その薄暗がりに入って行くのはどうしてだろうか?オレは本当に正気なんだろうか?一時、ひまわりの色を忘れて疼きの狂おしさに押し入っても誰も文句を言わないだろうか?フッとそういういたたまれなさが空に浮かんだけど、薄暗がりの中には自分を安定させるエネルギーが満ちあふれてもいるみたいなんだぜ。所詮、オレは太陽を何時も恋しがるひまわり男にしか過ぎないけど、それでも自分の欲望の儘に時間を過ごしてもそれでまた、自分らしいとも思えて来ている。そういうオレをジッと見つめるカレもまた、都会の人集りの中で費やした頭を癒したいのかも知れない。自分の奥底から湧き出て来る感情がこれ程に強く激しいモノだとはオレも思わなかったぜ。ひまわりが、いつも何時も太陽の燃え盛る姿に惚れ抜いて熱い視線で回るみたいに、オレもその残照をカレの中に見つめながら過ごして行きたい気分に駆られてもいたんだ。薄暗がりの中で見る、裸はまた、露に太陽に照らされる中で見るのとは違って意味深にセクシーだ。カレが呼ぶ儘に、ドンドン、その空洞の空気に馴染みながら次に何が起こるだろうかと期待しながら、待ちこがれている。それは、オレかカレの次の一言で決まるんだぜ。それは許される事ではないのかも知れない。人には大っぴらに言える事ではないのかも知れない。足許まで鼓動でドキドキして来ている。本当にもうとろけるような波が打ち寄せて来やしないだろうか?明日がどうであろうとそれはそれで、どうにでもなることじゃあないか。エコーが聞いているような空気をカレの吐く息が震わせている。気持ちがひとつになって行くみたいな危ない所をやっとの所で、堪えているんだ。それが空洞の風とひとうならもう、秘密の部屋に踏み行ったんだ。外ではきっと太陽が容赦もなく総てを焦がしている事だろう。ひまわりはそれを憧れの目で見つめているのだろう。でも、オレはもうひとつ近寄って見たかったんだ。めくるめく世界に身体を預けて見たかったんだ。風が、身体の何処もかも撫でるとき、オレは自分で自分の殻を脱皮する事だろう。自分らしい自分に涙を浮かべる事だろう。それで良いじゃあないかよう。ひまわりがずっと太陽を恋するみたいに愛して何処がいけないんだろうか?何時も何時も、一人で外から見ているだけのオレが望みに叶って喜びに浸って何がいけないんだろうか?本当に、本当に、そんなムードが漂い始めていたんだ。何かが次に起こる予感が鐘を鳴らそうしていたんだ。
カレが振り向きながらドンドン、奥まで入り込んで行く。オレも付いて行く。何が起ころうと構わないじゃあないか?それは太陽の仕業なんだ。真夏を支配しているリズムなんだ。ごく自然な事なんだ。もう誰とも関係のない絆が結ばれたんだ。
           えいぞう

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はぜの葉あかくてにぎひ色・・・ ###

 投稿者:えいぞう  投稿日:2009年11月16日(月)03時10分35秒
  今日は11月16日でもう月曜日に入り込もうとしている。また、雨やら曇りの日が多い1週間に終わりそうだ。陽が照って暖かい週と膚寒い週とが交替で現れるようになって来ているので、そろそろ、秋を通り越して冬へと空の色も変わって行っている所なのかも知れない。あちこちで、紅葉が綺麗に見られるようにもなって来ている。地球温暖化の性で、まだ真夏の残しモノがちゃんとアルのを見ていると不思議な気分にも思えて来るよ。メタセコイアという樹の並木道が荘厳に彩られ始めているのを感じるとき、無性に日常とは違った感傷にふけってしまうのはどうしてだろうか?
街にはいろんな樹が植わっている。その樹の葉が風が吹く度に音もなく舞い散るのを目の前にすると真夏とは異なる感情が噴き出して来る思いがする。桜の樹の紅葉もまた、何となく風情があるみたいだ。この樹に桜の花が開花する時期には何時も何かの社会的改革がアルので、印象深く眺めてもいる。21世紀に入ってからは、瀬戸内沿岸は夏と冬との移行の時期の幾分かを秋と感じるようになってしまった。ついこの間まで、確かに半袖で車を飛ばしていたし、陽の当たる所へ車を止めて置くと、中でドアを閉じてラジオを聞いていると暑くてたまらなくなる事がまだあるんだぜ。最近、雪をほとんど見なくなったし積もらない。アメリカの大統領予備選があった頃に積もったのを覚えているけど、それもすぐ溶けてしまったし、霜柱はないし、氷が川やら池に張る事はないし、つららなど、とんと見かけない。昔、水道管が冬に凍って破裂したりの騒ぎやら、舗道が凍結して、次々に歩いていた人がすってんころりんと尻もちをつく等の、冬ならではのニュースも聞かれない。何時もほとんど、暖冬で12月の終わりと2月の始め頃が寒いけど、これを乗りきると冬晴れの暖かい日が続いている。2月には菜の花が咲いて、中旬を過ぎると春1番が吹く。もう身体が慣れて来て、そういう冬の前ぶれの季節を目で楽しんでいる。今年は新型インフルエンザが騒がれていて、小学校低学年以下の子供達の予防接種が呼びかけられている。2回接種だ。何処の病院でも新型インフルエンザのワクチンが用意されていて、2回接種の年代では、同じ病院でした方が割安となる。季節型のインフルエンザのワクチン接種も重なっているので、気を付けて聞いていないと、混同するみたいだ。オレは早々、どちらのインフルエンザの予防接種も済ませた。突然、亡くなったりするのを聞いていると新型は弱毒とは言え、用心に越した事はないようだ。11月も中旬になると早、もう年末の行事の事を考えたりもしている。オレの住んでいる街は、今日は21度くらいの温度があったかと思うと18度くらいに次の日はなったりするので、寝冷えをしやすくうっかりすると風邪を引きやすいのも確かだ。今日は、もう葉牡丹が花屋の店先に並んで安売りをしているので、紫と白と2種類を買い込んでしまった。正月まではまだ1ヶ月以上もあるけど、今年の景気の悪さを早く忘れてしまいたいという思いが先行するからだろうか?なかなか、仕事の成り行きも難しく複雑になって行くみたいで、困っている。大体の人がよく研修に出かけるけど、オレはほとんど同じ生活をしている。今年は就職探しの学生も熱が更に籠もっているとの事だ。今年は自分の出歩きを極度に押さえて過ごしてしまった。近くのバラ公園のバラ祭りにのんびりと散策を楽しんだくらいだろうか?本当に海が大好きなのに、海とはほど遠い中で時間を費やした。今年は冬場に仕事が忙しくなるけど、このままゴールだろうか?・・・とも、思っている。それでも、若いコ達はこういう環境に順応してよくも、元気に走り回っているモノだなあ。・・・と、感心をするよ。メールもかなり遠ざかってしまっているけど、それぞれに毎日を生きているんだろう。無言で、目が合う事が度々、あってももう心の奥底までは図りしれないし、そこまで考えている余裕さへなくなって来ているんだ。男の生き方も年々、変化を遂げつつあるんだろう。人の噂を聞いてもどうしてか常識的に判断をしてしまって、欲望の奥までのめり込んでいるなどとは、口ではちょっと言って見ても、<まさかなあ、こんな時代に、何か大げさになっているんじゃあないのか!>・・・って、頭が反応をしている。だいぶ、オレも通常人らしくなって、片方からすると面白くも何ともないただの男に収束して来ているけど、この頃の人の目は何でか誤魔化し得ないんだ。だから、ついつい真面目に動いて気が付いたら1日を送っていて、それが連続しているに過ぎない状態になって来ているよ。男同士で意気投合していた頃を思い出すと、何でか懐かしく思われて来る。それは男の側から考えた社会で、その中で自由に行動しながら、<こんな事って、別におかしな事でもないのになあ。>・・・で、生きていた事が際どく覆されそうになって、女から見た生き方の社会に改めて、身震いしながら女性労働者が多い環境の中で過ごしているんだぜ。何とも微妙に男から見た社会構造と女から見た社会構造とは違っているから、それに揺すぶられているオレって哀れなモノだと実感もしている次第なんだ。事に女性の口の上での主張はまっすぐにまかり通ってしまうので、男同士で話題にするつまらない事でも、口ごもって言えない状態なんだ。・・・<男ならそれくらいは、するわよ。>・・・と言う女性でさへ、やっぱり男同士の感覚とは一緒にいて違っていて詳しく知っているだけに、身動きがとれない状態にややもするとなってしまうような気がして来るんだ。本当に、<男って、どうあるべきなのか?>・・・もっと、考えないと災いに何時とはなしに巻き込まれそうな予感がして来るぜ。・・・秋の紅葉でもみじを抜いて綺麗なのはやっぱりはぜの樹の葉の緋の色をした存在だ。この葉を見ていると本当に秋になったんだなあ。・・・と、感じる。銀杏の葉もそうだけど、はぜの葉は事に目を奪うようだ。若いコがある陽の照り返しの強い日に、半袖の下の裸をモロに見せつけながら友達同士で、佇んでいるのをみたけど、さすがに若いコ達だなあ。・・・と微笑みながら通った。彼らもオレをジッと見て、目と唇が微笑んでいたけど、若い遊びに興じていたんだろうか。その姿を見ていると、真夏の海辺の岩場を
裸で飛び跳ねている、無邪気な少年達のたわいない笑い声をも連想するけど、まだ男同士の中でいるのがよいようなんだ。かもめさへ、橋桁を照らしている蛍光灯の上で休んだり、日射しがまだ強いと思い出したかのように翼を広げようとするのは、本来の習性なのかもしれないね。オレは随分こと長い間、悩み抜いたけど、来年こそは本当に自分の歳らしい飛躍の年にしようと思っているんだ。流れが女性を主流にした動向に見えて来てしまうんで、山口百恵さんの歌じゃあないけど、口に出して平気で言えていたことが恥ずかしくなって来て、<美*サイレント>になって来たなあ。・・・って、目配せしながらオレは生きているんだ。本格的な冬に入ると気分も変わって来るだろうけど、どうして夏の名残がまだ点在をしているのか?オレも何時までも若くなく、徐々に歳らしい行動を見られているのを意識はしているんだけども。まだ、若い頃の火照りが頭を刺激するのかなあ。とにかく、はぜの葉を毎日、見ているけど、真っ赤だな、ホントに。
          えいぞう

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ポケベルが鳴らなくて・・・  ###

 投稿者:えいぞう  投稿日:2009年11月13日(金)03時39分59秒
  もう、初雪が降っている地方があるようだ。真夏から冬への展開が早く感じられて奇妙な感覚に捕らわれるんだ。まだ、ケープタウン*ブルーの花が咲き誇っているから平年よりも暖かいんだろうとそう、思っている。それでも、紅葉する樹は徐々に色づいて来ているから、さすがに秋も深まっているんだなあ。・・・とそう、実感をする。海の波の色も真夏のブルーから暗い色になりつつある。こういう時期って、本当に寂しくて人恋しくなるモノだなあ。・・・と、思い浮かんで来る。
外は真夜中の帳が張っているけど秋雨の音が微かに聞こえても来ている。もう、11月も半ばに入った。本当に早いモノだ。このまま、師走にのめり込んで行くのだろうか?11月11日に年賀切手の発行があったので、4種類を1枚ずつ買った。切手の発行は変わりないけど、種類は多いけど、集めきれないので、目立って綺麗だと思うモノだけを買うようにしている。もう、年賀を書く時期も近づいたんだなあ。若い頃を一緒に過ごした友達にまた、書くんだと考えるとき、その若い時代ゆえの感傷が浮いて来るのも不思議な事だと心の底からそう思えて来る。アイツとは、いい仲だったけど、随分と時間が過ぎたモノだ。あの頃は、付き合い自体にもほのぼのとした予感が漂っていたモノだ。寂しいときは尋ねて行って、夜更かしをしながら語り明かしたモノだと、またその頃の気分になって考えても見る。到底、その時代には戻りきれる事はあり得ないんだけど、何故、気分が一致して、一緒に過ごしたんだろうと懐かしくも思い出されて来るんだぜ。今のように、確かに生き方では助け支えあっているように見えても、孤独が優先をしてしまう時間の経過とはまた違った印象が残っている。それほど、若い時代の心が真っ直ぐに走ってしまう時は、大切な事なんだなあ。今日もオレは夜更かししながら一人考えているけど、誰と言って頼りにする相手もなくただがむしゃらに毎日を生きている状態のオレを生きさせているのは、昔の友達との交流があったからかも知れないと何となく頭に思い浮かべている。暖冬で仕事がし易いのは良いけど、スケジュールでいっぱいで、殺伐とした時の刻みの中で、行事だけをそれなりにこなしているのは、時折、振り返って見て、<オレは一体、何をしているんだろうか?こういう単調な繰り返しでいて良いのだろうか?危機的な時期であるのにまるで麻痺した感覚の中で息をしているみたいだぜ。>・・・って、自分に問いかけてみるけど、仕事の事を必死に考えていないと生活総てが混乱をしてしまうし何ら得にもならない。今年は不況が事に著しかった。徐々にプラス成長に転じていると聞いてはいるけど、用心をしていないとコノ歳にして落ちこぼれてしまう事にもなる。明日は何が起きるか知れない地球環境を憂えながらまた、自分のするべき事に集中して未来を占っているようなモノだ。人が話題にしている事も、その場面での流れを円滑にすべきと口から発しているんじゃあないのかとさへ思えても来る。人の中で一緒に働いているのに、やっぱり一人で心から笑い合えるような事もないと感じると、しらけそうにも覚えてしまう。世の中の風も紅葉を吹き荒らしているみたいに、誰しもの心を冷え冷えと通り過ぎて行くみたいだ。それが何とも言えず、悲しい。今が夢であって欲しいなんて願ったりするのも、生き甲斐を見失いつつアルからだろうか?若い時代は、雪の降る中で過ごした。確かに11月を過ぎると初雪があった。あの頃はフレンチ*コートを着て、恋しくなると友達の部屋まで歩いて尋ねて行ったモノだ。どの友達も快く受け入れてくれて、一緒に過ごしていると時間が過ぎて行くことすら忘れる位だった。長い冬が続く街に住んでいたので、根雪の重さを我慢する事も身についた。毎日、毎日、雪が降り続いてうんざりとする事もあったけど、時間に晴れが広がって一面の銀世界がキラキラと輝く風景は本当に、表現出来ない位に美しくてみとれている事すらあったようにも思えて来たりする。そんな時は、スキー靴を履いて、通りを滑ったりもしたものだけど、無邪気な気分をくすぐられるのは本当に、何とも言えないよね。夜は、友達と連れだって学生街の飲み屋に吹き黙った。それは習慣のように続いたけど心が一つに融けて行くみたいで格別な思いだった。何時もオレ達は、男らしいカッコに拘ってもいたようだ。だから、大人の男の歌を歌ったりして歓声を上げて喜んでいたんだ。性的な感情が自分でもまだ、こうだとはハッキリと分かって掴めてもいないのに、カッコに拘りすぎていたのは、甘い憧れが備わっていたからだろうか?いろんな仲間が集めって来るのに<オッス!>・・・と声をかけながら饒舌に持論を捲し立てながらも上機嫌でいられるのは、まだ自分が闇の罠にひっかかってもいなかったからだろう。飲み歩く店ごとに、誰か知っているヤツがいて、側に走り寄ってけたたましく笑い声をあげていられたのは、本当に現在のオレを支えている気分の中で長く生き続けてもいるんだ。マイクを片手にそれぞれに思い思いに歌い明かしながら、夜が過ぎて行くのは確かに生き生きとした繋がりの何かが覗いていたみたいだ。<あはん、うふん、あはは。>・・・って、何時もは博士ぶっているヤツが平気で歌い出すと滑稽でもあったけど、ヤツの心に入り込んでいるんだなあ。ヤツも心をオープンにしているんだなあ。・・・そうも、思った。若い頃は辛くても捌け口が確かにあった。それを心から願ってもいたし、願いが叶うのもどうしてだったんだろうか?酔った口からはついつい本根が出てしまうモノだ。女の話をしながらもアイツやコイツに惚れてるし惚れあっているんだなあ。・・・と無言で感じ取ってもいた。とある並んだ小便の便器の地面に覆い被さって倒れた事もある。<何でもない。ただ、変な気分が身体を通り抜けただけなんだ。男同士って、良いモノだよな。>・・・アイツは本当に真面目な男なんだ。雪の降る夜の寒さがそうさせたのだろうか?酔った勢いで、身体が火照ってそうなったんだろうか?そのアイツも今は、年賀で1年の気持ちを書いて来る男の一人になっているけど、未だに気分は変わってもいない。そしてオレは暖冬の街に住んでいて、相変わらず雪に閉ざされる街で歳なりの生活に励んでいるんだぜ。まだ戻れるモノなら若い頃を続けてみたいけど、時代感覚からしてそういう余裕はなく、頭を掠める度に一人で譫言のように風に飛ばしても見るけど、・・・元に戻ることはない。戻る所かオレは先の未来を余力で作っていかないといけないんだ。身体にかかる重圧は重い。逃げ出したくもなるけど、それを避けては生きる事は不可能なんだ。また、気分がそわそわする季節にのめり込んでたわいもない夢想にかけりながら夜を明かしている。こんなに紅葉が綺麗になって来た事を誰かと感じ合いたくても、この街では仕事に明け暮れるしかないぜ。それが本当に寂しいし、辛いよ。オマエは?
           えいぞう

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